家計管理(パーソナルファイナンス)で豊かで円満な家計を実現しよう

パーソナルファイナンス、言い替えると家計管理のことですが、この30年間、日本では家計の収入が増えない状況が続いています。
キャリアアップに伴って毎年収入が増える家計もあれば、増えない家計もありますが、日本全体では長期間の横ばい状態が続いています。
今回は、家計管理の基本的なしくみを確認して、豊かで円満な家計の実現のキッカケにされてはいかがでしょうか。

 


パーソナルファイナンス・家計を豊かにする手順(家計管理のしくみ)


より豊かな生活は、ガムシャラに仕事をするだけでは実現できないかもしれません。
以下の4つのポイントを押さえて取り組んでみましょう。
最初に、収入・お金を増やすために何に取り組めば良いかから始めましょう。

① 目的と目標を考えて、実現するしくみ(道筋)を具体化する。
・自分たちの家族の目的と目標を考える
・目標を実現する積立計画をつくる
・家計管理のルールを決める
・目的別口座管理で家計を見える化する(ドンブリ勘定からの脱皮)
  (メイン口座、支払い口座、積立口座)

② 収入を増やす方法を実行する。
・現在の仕事のキャリアアップ(簡単に言うと職場での地位・収入アップ)
・配偶者を含めた働き方の見直し(世帯収入のアップ:ダブルワーク、職場復帰など)
・スキルアップ(数年先をみた資格取得など)に取り組む
  
③ 無駄を無くして節約をする
・家計支出額の把握(家計簿アプリの活用など)
・様々な制度を自分のペースで活用する(ポイント制、通信費、光熱費等の優遇策など)
  (事業者の制度を賢く利用する、相手のペースにはまらない)
・大口支出(住まい、車、教育費など)はよく調べて決断する。

④ 投資
・リスク対策を二重、三重に(積立、長期、分散)考えたうえでリスクをとる
・金融・お金の運用について学ぶ
・資産について幅広い視点をもつ(金融商品、不動産、税)。

ここまでで豊かな家計をつくる手順を整理しましたが、それぞれの家計での夫婦での役割
分担が大切です。


家計管理の分担(パーソナルファイナンスのオフィサーは誰)


家計管理の主導者(オフィサー)が、だれか(夫、妻)は古くて永遠のテーマです。
日本では、妻主導型が多いようですが、以下のパターンをみてみましょう。




家計管理が成功しているかどうかは、家計が豊かで円満かどうかによりますが、どのタイプが良いとは一概に言えません。
上表のタイプ分けと結果には異論も多いかもしれません。妻主導型や夫主導型の家計でも円満に運営されている場合も、多いでしょう。(どちらかが不満を感じている比率も多いかもしれませんが)

しかし、成功する可能性が高いのは共同型で、夫婦がよく学んで工夫する家計ではないでしょうか。
お金はあるが家族が円満でない家庭や、お金もないうえにバラバラの家庭も避けたいものです。

例示したタイプを参考にして、自分たちに合った役割分担を決めることです。円満に前向きに相談して取り組めば、夢が実現するのではないでしょうか。


家計管理(パーソナルファイナンス)の目標を実現する銀行口座の持ち方


家計の方針や役割が決まったとして、次に大事なのは実際にお金を動かすしくみです。
具体的には、銀行口座の持ち方や積立や運用益を実現する証券口座のなどの持ち方を見てみましょう。

家計の収入が夫の給料だけから、共働きによる複数の収入になり、支出が銀行口座引き落としやキャッシュレス支払いになると銀行口座の持ち方に工夫が必要になります。
図にした一例が以下の図です。



メイン口座  夫婦の給料(ボーナス)等の受け取り口座
       支払い口座への払い出し
       積み立て口座への払い出し
支出口座   固定費(食費、住居費、光熱費、通信費など)の引落し
ローン返済
       カード決済
       キャッシュレス決済
積み立て口座 定期積立預金
       投資信託積み立て口座

メイン口座から支出口座や積立口座への預金移動は毎月発生しますから、メイン口座と同じ銀行のサブ口座や他銀行への振込・振替が無料で、ネット経由でできるようにすることが大切です。

ATMを使用する預金移動は何かと時間のロスになるので、パソコンやスマホを使ったネット銀行口座の利用は家庭での預金操作の不可欠のインフラとスキルになります。

投資信託などの積み立てやMRFを経由した証券会社商品の購入もあり、メイン口座と証券会社口座への資金移動もメイン口座の役割になります。


まとめ


給料が毎年上がり、定期預金に10年預けていると元金が倍になるような時代もありました。
この30年間は、日本全体の家計の平均収入が増えないという異常な状態が続いています。

働くことと家計を賢く管理することの両方に取り組まなければ、豊かで円満な家計・家庭は実現できない時代ではないでしょうか。


  

2022年02月13日