ビックリ仰天の結果が出ている!総務省家計調査の結果

コロナ禍で景気は大幅な降下をしているとされています。
確かに、雇い留めにあった人や、飲食業に従事する人・フリーランス等の人は大幅な減収になっているのはその通りです。

一方で、総務省の家計調査の2020年4月から7月を見てみると、意外なデータが出ています。
以下は、毎月公表されている総省の家計調査結果ですが、二人上世帯の消費支出は大幅な前年同月比ダウンとなっていますが、勤労世帯の実収入は5月以降、大幅な前年同月比アップになっています。
これは、定額給付金が5月以降に給付され、各家庭の収入となったためと推定されます。
二人以上世帯 2020.4 2020.5 2020.6 2020.7
消費支出(前年比) ▲11.1% ▲16.2% ▲1.2% ▲7.6%
勤労世帯 1.0% 9.8% 15.7% 9.5%
実収入前年比
https://www.stat.go.jp/data/kakei/sokuhou/tsuki/index.html
結論から言うと、収入減で大変困っている人と、収入は一時的に増えたが、支出は抑えたままで余裕のある人に分かれているという状態にあります。
「with」コロナの時代、特に高齢者にその傾向が高くなるので、経済全体を回すための工夫と、やはり安心できる環境を早くつくることなのでしょう。