ETFで資産運用する例

ETF(上場投資信託)のしくみ

ETFとは、上場投資信託のことでExchange Traded Fundsの略称です。
証券取引所に上場され、株価指数などの指標との連動するように運用される投資信託のことです。
「日経平均株価指数(日経平均)」や「東証株価指数(Topix)」に連動するETFが代表的なものです。

例えば、日経平均連動ETFは、東証1部225銘柄から算出される日経平均の値動きに連動するように運用されています。

また、Topix連動ETFは、東京証券取引所の1部上場全銘柄の動きを表わすTopixの指標推移にほぼ連動した値動きになるよう運用されます。


ETFは、Topix連動や日経平均連動のほかに、日本株の業種別や規模別、外国株、債券、REIT、商品など様ざまな種類のETFがあります。
2021.11現在では246銘柄あります

ETFは株式と投資信託の中間

ETFは上場投資信託ですから、東京証券取引所に上場されています。
従って一般の投資信託とは少し違った取引形態と特長があります。

・上場株式と同じ扱いですから、株式市場で売買されます。
  (銘柄コードがあり、成行、指値注文や、信用取引も可能です。手数料は証券会社毎に差がありますが、一般の投資信託よりは低率です)
・信託報酬は普通の投資信託より低率です。

・保有者には分配金が支払われます。
・購入単位は1口または10口単位で、購入単位額は投信の1万円よりは大きくなります。
・価格変動のリスクは当然ありますが、100銘柄以上に分散するのと同じなのでリスクは少なくなります。

ETF銘柄のサンプル事例

ここでは、実際に取引されているETF銘柄のサンプル例を見てみましょう。
良く取り上げられることが多い、Topix連動銘柄、日経平均銘柄、海外株式銘柄のサンプル例です。

・サンプル銘柄名は個別銘柄を避けてA~Eとしました。
・サンプルA、Bは3銘柄の平均値、Cは2銘柄の平均値、D、Eは1銘柄です。

Topix連動や日経平均連動などは複数のアセットマネジメント会社が創成しています。
分配金利回りはETFの種類によって0.82%~4.02%まで差があることがわかります。
時価総額は、ETFの種類ごとの人気度や流通規模が分かります。
個別ETFの値動きや利回り等の指標は個別株同様に銘柄コードから検索できます。

昨年から今年の株価上昇はETFに現れ資産増につながったと想定されます。
但し、株式市場はリスク市場ですから常にリスク対応・リスク分散も念頭に入れる必要があります。

株式の銘柄選択の難しさ

iDeCoやつみたてNISAで資産運用を始める際には、投資信託の銘柄を選らばなければなりません。この銘柄選びがなかなか大変ではないでしょうか。
というのは、投資信託の銘柄は6000銘柄、個別株式は3000銘柄あるからです。

このため、口座を設定した金融機関の推奨銘柄を選ぶことが一般的になっていると思われます。

ETFは相当幅広い銘柄に分散された形になっていますから、会社ごとの個別銘柄を保有するよりリスク軽減にはなります。

ETFを入門と考えて、投資信託や個別株式に関心を拡げて行くのも良いのではないでしょうか。

まとめ

ここでは、ETFのしくみと特長の説明と共に、サンプル銘柄の実際の数値を上げてみました。

株価は毎日変動しますので、ETFもそれに伴って変わっていきます。
iDeCoやつみたてNISAへの組み入れや、個人の特定口座での保有を含めて、運用資産選びに役立てて頂ければと思うところです。

2021年12月04日